『北の国から 95’秘密』
純は、市の臨時職員としてゴミ処理員をしていた。
シュウとは、ゴミ捨ての場で出会う。
正吉と同居。
レイちゃんともごくたまに会っているが、「プロポーズされた」と告げるレイに対していじけた調子になる。
麓郷の道歩こうといいながら、草っ原で押し倒したり。
「このごろ純くん、そーゆうのばかり。そうゆうの嫌い。」
去り際の台詞「コロン付けるの、もうやめなさい。そうゆうコンプレックスみっともないわあ」は、男には痛いほど響くだろう。
シュウは、出会った日からアッパー系でハイテンションな激マブ女の子。
怪しい。
純とシュウは超幸せそう。五郎にもなついて、喜んでいた。
一方、蛍は疲れていた。
大学病院の医者と不倫、駆け落ちしていた。
レイちゃんは、結婚する日の朝まで、純くんが好きだったと電話してくる。
シュウには東京にいた頃に、
純には打ち明けたくない、過去があった。
葛藤と怒りの末、しばらく距離を置いたが、
五郎の奮闘もありなんとか許すことが出来た。
「日本の女性は、近頃大胆で...」
診療所の蛍を尋ね、全てを許す。
先生によろしく、とシャケを贈呈。
「蛍あ、いつでも戻ってくんだぞーっ」
人は誰でも間違える。
誤った選択をする。
人には言いたくない秘密がある。
問題はそれを許せるかどうかだ。