ここがパンチライン!(本とか映画、時々 新聞)

いま、物語で大事なのはあらすじではない。そこで語られている言葉とリアリティだっ!!ということで、卑怯で弱い人間を愛したい。人間の野蛮さ、愚劣さから目を背けたりしたくない。おのれ自身の端緒(根っこ)が絶えず更新されてゆくそんな経験をする、そのための記録。大江健三郎と吉田修一と。三島と太宰と。村上春樹と中村文則、小島信夫と舞城王太郎。カズオイシグロにミシェル・ウェルベック。カーヴァーとチャンドラー、ブコウスキーにキューブリック。コッポラにデビット・フィンチャー。ウディ・アレンもケヴィンスペイシーも。談志だって

サンクチュアリ(2)「すべてあんた達の戦いだ!!」

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ほんっとにこのマンガは(ていうよりは史村翔×池上遼一コンビ)は設定・展開ともにトンデモなんだけど、それを補って余りある名シーン、名言が多いんだよなあ。

 

 

 

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参加の組長を差し置いて2代目に成り上がった北條。兄貴分・渡海によって手荒くはねつけられた参加組長の自宅にいち早く挨拶し、妻や娘たちへも既に取り入って、贈り物なんかをしていた。

 

 

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クレイジー渡海が、北條を嗅ぎ回る東大卒美人警視・石原杏子に挨拶がわりの挿入をしようとしていると、スーツからポロリ落ちるパスケースには北條の写真が...。

「そんなもん見ちゃ、こっちが立ったたねえぜ」と渡海。このとんでもかつベタ過ぎる人物要素の積み重ねが、わかっちゃいるけど魅せられるシーンを作り上げていく。

 

 

 

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んでその後のシャワーを浴びながら、東大卒、できる女の女の内省と身悶え。

「なんで女なんかに生まれてきたの」ってかー。

 

 

 

 

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ま、これは皆さん日本史の教科書でご存知の名シーン。戦後政治の名シーンのオマージュですな。

 選挙演説中に知名度のない候補が刺される!単独犯の犯行ということになったが、誰の差し金であるとかは問題ではない。選挙中に最高の形で"目立つ"ってことがミソだったわけで...。

 

 

f:id:design_your_life:20171105161624j:plainそんで、民衆を奮い立たせる本音と「君たちはどう生きるか」的な逆に聴衆に問う演説。日本民自党幹事長・伊佐岡も、敵ながらアッパレ感。こいつはトップ当選する、と。

 

 

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で、キッチリお色気シーンも満載。

熱い男の、正義と夢が作るまっすぐなエロスだ。

 

 

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そ、そこ吸うかあ。ド変態め。。。

 

俺には夢がある!

って言ってる男が本当にカタギじゃないから、どんな男勝りな女も、女にさせてしまうんだこの北條って男は。

 

 

 

3巻へ 続く。