ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『カルテット(1)』:人生はレモンをかけてしまった唐揚げのように

f:id:design_your_life:20170917054924p:plain

脚本 坂元裕二

 

・「この女性と友だちになる仕事です」ともたい扮する巻鏡子。

・新宿のカラオケボックスでたまたま会った四人。しかも全員が弦楽奏者。

 

 

平熱高いと、ここからちょっといいにおいがするんです

 

だいじょぶなら態度もだいじょぶにしてください 

 

やり方?思いやり?

 

f:id:design_your_life:20170917060853j:plain

音楽で食べていきたいって言うけれど、もう答え出てると思うんですよね。

私たち、好きなことで行きて行ける人にはなれなかったんです。 

 

・友人知人の間で、強引かつ強硬な態度に出る女性のその理由は、家庭にありそうだ。

 

でも、私2年間ずーっと彼の食べる唐揚げにレモンかけてたんですよね 

・『レモン問題』について、個人の事柄に結び付けるとしたら「もう元には戻れない」=『唐揚げは洗えない。レモンをかける前の唐揚げには戻れない』ってことかな、確かに。

 

優しさ?気遣い?....要らなかったなあ。

許せなかったです。

 

夫婦って、『別れられる家族』だと思います。

 

 

人生には3つも『まさか』があるんですんって。

上り坂、下り坂、まさか。

 

人生って、まさかなことが起きるし、起きちゃったことはもう元には戻らないんです。レモンかけちゃった唐揚げみたいに。 

 

 

 

わたし聞いちゃったんです。夫が人と話してるの。

「奥さんのこと好きなの?」って聞かれて、夫はこう答えたんです。

愛してるよ。愛してるけど、好きじゃない。

 

 

 

確かに多いなあ。留めとく言葉が。