ここがパンチライン!(本とか映画、ときどき新聞)

物語で大事なのはあらすじではない。キャラクターやストーリーテリングでもない。ただ、そこで語られている言葉とそのリアリティこそが重要なんだ!時代の価値観やその人生のリアリティを端緒端緒で表現する言葉たち。そんな言葉に今日も会いたい。

『明暗(夏目漱石)』

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朝日新聞での連載作品。人間の利己(エゴイズム)を扱った近代小説。未完。

以下、メモ。

 

津田由雄30歳、会社員。
→新婚の細と淡白な会話
父親が金を送ってくれない吉川にでも借りるか
→叔母さんから「あんたは贅沢すぎるよ」
→叔母甥で結婚観を議論
→姪っ子の結婚生活を心配する叔父
→夫を操る手際に不安を抱く
(性格の悪い家族ばかり)
→嫌な性格の小林、外套を貰いにくる
→兄妹の会話「あなたは変わった嫂のせいで」
→どう無心した金を病床の兄が受け取るか
→「人の好意を受けないあなた方は不幸になりますよ」と妹
(それぞれが自分の解釈に当てはめようとして会話している
→昔の女に、も1度目気持ちをぶつけたら?
夫婦の間の闇、そこに第三者入れ知恵をしたり
「金を貸してやる相手との待ち合わせなんだから遅れて行こう」とか
→ほんと最低な男・小林
→昔の女(清子)の湯治先の温泉に。また色っぽい話をしたいのにさせない女